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編集部
2 日前
子宮頸がんワクチンが反対されていた理由は?
子宮頸がんワクチンは、2013年4月から定期接種の対象となりましたが、接種後に体調不良を訴える方が多かったことから、同年6月には国が積極的な接種勧奨を中止しました。しかし8年の時を経た2021年11月、厚生労働省が「HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められない」「接種…
編集部
3 日前
ピルを飲むと、妊娠可能な年齢が長くなるの?
厳密には、そうではありません。ピルの内服有無にかかわらず、人それぞれ閉経時期は決まっています。例えば「30年間ピルを内服したから、70歳になってもまだ生理が来るし、妊娠も望める」などということはありません。ただ、ピルを内服していない方と比べたときに「高齢でも妊娠できる可能性が…
編集部
6 日前
生理痛軽減でピル服用中…40歳以降はどうする?
40歳以降のピル内服は血栓症への懸念から推奨されていませんが、現在ピルを内服されているのであれば、40歳を過ぎても医師と相談の上で内服を続けられる可能性があります。血液検査の数値が重要になってきますので、決して自己判断で飲み続けることなく、かかりつけ医にご相談ください。…
編集部
1月29日
なぜ子宮頸がん検診は2年に1回でいいの?
2年に1回の受診が推奨されている理由は、子宮頸がんの進行が遅いことにあります。ほとんどの子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することから始まります。とはいえ、感染した方が必ずしも子宮頸がんになるわけではありません。むしろ自然に治るケースのほうが多いです。しかし…
編集部
1月24日
ピルは更年期障害の予防になる!?
本当です。若いうちからピルを内服することは、更年期障害の予防につながります。更年期障害は、加齢により女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下して、ホルモンバランスが乱れることによって起こるものです。ピルを内服すればエストロゲンを補うことができますので、ピルを飲んでいる限り…
編集部
1月21日
ピルを飲むと身長が伸びなくなるって本当!?
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が増えると、女子は初経を迎えます。一方で、そのエストロゲンの一種であるエストラジオールのレベルが40pg/mLを超えると、骨端線と呼ばれる軟骨の層がなくなり(これを「骨端線が閉じる」と言います)、身長の伸びが止まります。女子の最も身長が伸びる…
編集部
1月17日
血栓ができやすい体質は遺伝するの?
「遺伝的に血栓ができやすい体質」は存在しますが、日本人ではあまり多くないとされています。特に欧米と比較して、かなり低い出現頻度になります(日本人は農耕民族、欧米人は狩猟民族と言われますが、狩猟民族は動物のツノで刺されて大量出血すると死んでしまうことから、血液を凝固させる能力が…
編集部
1月15日
ピルで不正出血が続いたら、一度服用をやめるべき?
不正出血があるからといって、必ずしも休薬して消退出血を起こす必要はありません。内服されている薬の種類によりますので、説明書をご確認ください。例えばヤーズフレックスの場合、内服開始25日目以降に連続3日間の不正出血が起こった場合、翌日から休薬するように書かれています。不正出血自体…
編集部
1月6日
顔は異性の親に似る!?異性に遺伝しやすい特徴とは
「(遺伝子の)突然変異」という言葉は一般に浸透していますが、これは病気と関係する場合に使われることが多い言葉です。これの対になる言葉(=それなりの頻度で出現する遺伝的特徴)は「多型」で、個人の特徴を表現するものです。顔の特徴は、両親から受け継がれた「多型」の集合体です。多型は…
編集部
2024年12月13日
ピルと一緒に飲んではいけない薬はある?
処方薬に関しては、いくつかあります。調剤薬局で薬剤師さんに「ピルを内服しています」と必ず伝えるようにしていただければ、ご心配には及びません。市販薬に関しては、ピルと一緒に飲んではいけない薬はほぼありません。このところ、シミ対策としてビタミンCやトラネキサム酸を内服されている方が…
編集部
2024年12月9日
低用量ピルがあるなら、高用量ピルもあるの?
「高用量ピル」は存在しますが、現在はほとんど使われていません。世界で初めてピルが認可されたのは1960年でしたが、この頃に用いられていたのが「高用量ピル」でした。しかし血栓症など副作用のリスクが大きかったため、次第に「中用量ピル」に移行していきました。「中用量ピル」は、現在も…
編集部
2024年12月6日
血栓症のリスクが低いピルがあるって本当?
血栓症のリスクが低く、広義での「ピル」に分類される薬はいくつかあります。①低用量ピル「アリッサ」・・・従来の低用量ピルとは異なるエストロゲンが配合されているため、血栓症のリスクが低いとされる。②超低用量ピル・・・低用量ピルと比較してエストロゲン配合量が少ないため、血栓症のリスク…
編集部
2024年11月29日
ピルの副作用で怖い血栓症…前兆や初期症状は?
血栓ができやすい箇所は、脚(ふくらはぎ)、脳、心臓などです。脚にできる場合は、むくみ、痛み、しびれ、変色などが通常片脚に起こります。脳や心臓にできる場合は、激しい頭痛や腹痛、胸の痛み、息切れやめまい、舌のもつれや視野の変化を感じることが多いです。痛みを伴わない症状には、特に…
みらい編集長
2024年11月25日
【コラム】血栓症のリスクが低い低用量ピル「アリッサ」が発売されます!
血栓症のリスクが低い、新しい低用量ピル「アリッサ」が、12月3日(火)から発売されることをご存知でしょうか?ピル服用に伴う血栓症のリスクに不安を抱いている方にとっては、とても明るいニュースになりそうです!そもそも、なぜアリッサは「血栓症のリスクが低い」と言われるのでしょうか?…
みらい編集長
2024年11月19日
【コラム】誰でも分かる子宮頸がん検診結果の見方
先日、子宮頸がん検診を受診しました。郵送で結果が届き、私は「陰性(NILM)」でした!過去6回の子宮頸がん検診はすべて「陰性(NILM)」でしたが、その横に「ClassⅡ」という謎の注釈が付いていたことが2回ありました。子宮頸がん検診の結果は「NILM」「Class~」などの…
編集部
2024年11月18日
更年期対策のホルモン補充療法、何歳から始めるべき?
一般的に、閉経前後から始めます。すでに閉経されている方は、なるべく早期(目安として、閉経後半年以内)に開始することをおすすめします。閉経したタイミングはその時点では気付きにくいものですので、45歳を過ぎて半年間月経がなかったら、一度婦人科を受診されることをおすすめします。…
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