【40代・うさぎ丸さんからの質問】
子宮頸がんワクチンは、なぜ一時期反対されていたのでしょうか?どういった根拠で国が推奨するようになったのでしょうか?
【ドクターの見解】
子宮頸がんワクチンは、2013年4月から定期接種の対象となりましたが、接種後に体調不良を訴える方が多かったことから、同年6月には国が積極的な接種勧奨を中止しました。しかし8年の時を経た2021年11月、厚生労働省が「HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められない」「接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回る」との調査結果を発表したことで、接種勧奨が再開されました。
この厚労省の発表は、実際にワクチン被害があったことを否定するものではありません。ワクチン接種により生じたとされるトラブルの全てが、本当にワクチンによるものなのか、疑義を呈するものです。
各国が子宮頸がんワクチンで一定の成果を出したことも、この発表に影響したと考えられます。あのまま接種が控えられる状況を継続していた場合、数十年後に大きな政策ミスとして問題に発展していた可能性もあります。世界の先進国で、子宮頸がんで亡くなる方が最も多い国になりかねない状況でした。
子宮頸がんワクチンの定期接種が始まった時は娘たちが高校生でした。
上の子は3回接種しましたが、下の子は1回接種した後に、中止となりました。
接種再開のお知らせは来ましたが、仕事の都合が…などと言いながら受けませんでした。
親としては心配なので受けてほしいですが、もう大人になってしまった今、親の言う事はきかないですね…
こういういい情報をもっと見てほしいです!!