みなさん、初めまして。
塩崎レオンです。12歳の中学1年生です。
今年2月から、低用量ピルを飲んでいます。
なぜ私がピルを飲むことになったのか。そして、カラダにどんな変化があったのか。
カラダにとって、いいことも、そうでないことも含めて、日々の生活で感じたことをみなさんと共有するために、そのままお伝えしますね。 (※)ピルケア開始3ヶ月時点での原稿です。
(※)レオンさんの連載の続きはこちら
初めての生理(初潮)が来たのは、小学4年生のときでした。私はその頃から、かなり生理が重いタイプだったんだと思います。朝は痛み止めを飲んで、昼はお腹に湯たんぽを当てて、なんとか過ごしていました。学校へ行けないこともあったし、痛みがひどくて保健室で寝ている時間も長かったです。生理不順もありました。
そんな私にとって、ピルを飲むと決めた一番の理由は、お腹の痛みがなくなることでした。
ピルのことを提案してくれたのは、両親でした。お父さんの友人に松田先生(フェムライフの監修医)の知り合いがいて、小学生(※当時)がピルを飲んでも大丈夫だということを聞いたそうです。そこで松田先生を紹介していただき、診察を受けながら、ピルの説明を聞きました。
私の悩みでもあった生理痛が軽くなることや、ピルを飲むことが将来の妊娠や出産にもつながること。もちろん、副作用が出たり、まれに、血栓にかかる人もいたりと、デメリットがあることも説明してくれました。わかりやすく教えてもらったので、納得してピルを始めることができました。
ピルを飲み始めた頃は、副作用がありました。私の場合は吐き気がひどく、実際に吐くことはなかったものの、2~3週間くらいは続きました。でも副作用については、ピルを飲み始める前に松田先生から聞いていました。「カラダが慣れてくると、だんだんとなくなっていくよ」と言われていたので、吐き気があってもピルに不安を感じることはありませんでした。
そして、一度、不正出血がありました。ピルを飲み始めて2ヶ月目のことです。びっくりしました。最初は量が少なかったので様子を見ていたのですが、だんだんと量が増えたので、松田先生に相談しました。結果、いったんピルをやめることになりました。
松田先生からは「ピルを飲み始めてから3ヶ月くらいの間は、薬に体が徐々に慣れるので、まれに不正出血も起きるけど、柔軟に対応していけば大丈夫だよ」と言われて、とても安心しました。
ピルをやめて普通の生理を起こした後、再びピルを飲み始めました。その後は不正出血もなく、飲み続けることができています!
塩崎レオン
【みらい編集長より】
レオンさんは登校できないほどの生理痛に悩まされ、小学6年生だった2024年2月から低用量ピルを服用しています。不定期ですが、今後もレオンさんとお父さまが、中学1年生のレオンさんのリアルなピルケアライフを発信する予定です。
レオンさんは実在する中学生ですが、未成年のプライバシー保護の観点から、仮名を使用しております。コラムの掲載に関しては、ご本人および保護者の同意を得ております。
中学1年生でピル飲んでるのすごいな〜。
娘さんの生理痛に理解のあるお父さんもすごい!
飲み始めて半年くらい(?)たって、今どんな様子なのかも知りたいです。
中学生のころ、生理の日がとてもイヤでした。
お腹痛いのに休めないし、漏れるのも気になるし…
とはいえ、ピルのこと知らなかったし、親から聞いたこともなかったです。
あの頃、ピルのこと知っていたらもっと快適に過ごせたのかなと思うと、ちょっと損した気分です。